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2012-02-01 (水) 18:16

専業主婦がカリスマプランナーになるまでのキセキ~牟田静香さんインタビュー

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 「行列のできる講座」と言えばこの人!東京都の大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」を運営する「NPO法人男女共同参画おおた」理事長の牟田静香さんにインタビューを行ないました。

 行政・公共系の市民講座といえば定員割れが当たり前。そんな状況を打破し、定員を大きく超える参加者が集まる講座を企画する牟田さんは、「行列のできる講座・チラシの作り方」で全国から講演・研修に引っ張りだこです。

 そんな牟田さんが男女共同参画の講座企画にたずさわられてから、「講座申込倍率3.3倍のカリスマプランナー」と呼ばれるようになった現在までの道のりをお伺いしました。(実施日:2011年11月25日)

【語り】牟田静香さん(NPO法人男女共同参画おおた 理事長)
【質問・写真】まちばた記者(以下、まち)


東京に来てゼロからやり直し。いじいじモヤモヤしていました


まち:今週も出張でお忙しかったのですか。

牟田:そうなんです。昨日は南房総市、明日は逗子市に行きます。

大変だ。講演で話される内容は毎回違うんですか?

牟田:基本的には人集めのコツとチラシの作り方がメインのため講座内容はどこでも同じです。ただ話す相手が違うっていうだけで。

まち:そうしたことを他人にお話しされるようになった元々の経緯は、どういうことだったのでしょうか。

牟田:私は生まれも育ちも就職も福岡でした。たまたま結婚する相手が東京に住んでおり、遠距離恋愛の末、泣く泣く仕事を辞めて東京に来たんです。一旦は専業主婦になって。女性って結婚をするとほとんどの人が名前を変えるでしょ。名前は変わるし、住まいは変わるし、仕事も辞めて。これまでの環境がガラッと変わって、東京に来て何もかもゼロからやり直さなきゃいけない。社会から取り残されたような感覚もあり、いじいじモヤモヤしていた時期があったんです。

牟田:派遣会社でもチラっと働いたんですが、私は派遣社員という働き方は向いてなかったんです。派遣社員で働くことも辞め、時間もあるし、何か市民活動やりたいなぁという時に、自分がやりたいのは「男女共同参画」しか無かった。九州で生まれ育って、「女のクセに」とか「女だから」と嫌な思いをいっぱいしてきたので。そう思っていたら、たまたまこの「エセナおおた」の存在を知ったんです。

牟田:最初は「わ~東京って男女平等を推進するセンターがあるんだー!すごい!やっぱり都会は違う!」って感心していたら、私が知らなかっただけで福岡にもちゃんとあったんですね。県のセンターもあるし、市のセンターもある。私はそうした情報を自分で取ろうともしてなかったし、地域のことも何も知らなかったんです。地域のことを少しは知っていて福岡で男女平等の講座にひとつでも参加していたら私の生活は違っていたのかなぁと思います。

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牟田:それから「エセナおおた」にボランティアスタッフとして通い始めたんですよ。当時の私はたまたま講座の担当になってしまって。講座を企画しても全然人が来ないんですよ。内容も講師の先生も素晴らしいし、参加した人は「良かった!」って言ってくれるんです。でもそもそも来てくれる人が少ないんですね(笑) 毎回参加者は10人ぐらいです。それに参加者の顔ぶれが変らない。仲間内だけで講座をやってるような所もありました。

牟田:その頃はNPOを作る前の任意団体として大田区から補助金をもらってボランティアで講座を企画していました。私自身はボランティアなんですが、講師に支払う謝金などの事業費は税金から出ているじゃないですか。人を呼べる企画しないともったいないと思い、これは何とかしないといけないなぁと考えたんです。

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